お客さまから
一番に相談していただける
存在でありたい。

メーカーと商社の機能を併せ持つ当社では、営業担当は全員メーカー営業も商社営業も担当します。私はメーカー：商社＝３：７で商社営業としての仕事が多いです。この比率は地区や担当者によって異なり、大阪では５：５くらいが多いですね。メーカー営業としての主な業務は、スケジュールや新規品に関するお客様との打合せ、社内での納期調整などです。またお客様へ訪問した際にご要望をヒアリングし、改善提案も行うことも大切な仕事です。
一方で商社営業は規格製品を最短納期・適正価格で1本から販売していく仕事です。お客様は価格や納期・品質など、競合他社との比較の中で仕入れ先を決められますが、他社と同条件、あるいは少し不利な場面でも「モリ工業の今井に」と、私自身を信頼いただけたからこそ注文をいただくこともあり、それはすごく嬉しいですね。そのために「常に誠実であること」、「笑顔を絶やさないこと」は特に心掛けています。製品の価値に私の価値を付加して考えていただけるよう、まずはお客様に身近に感じていただき、何かあった際に一番に相談していただける存在でありたいと思っています。

ある食品工場の製造設備で、当社のパイプを使用いただいています。始まりは十年以上前で、当時設備に「棒」が使用されていた部分を当社の「パイプ」で代替できないか提案し、お客様のメリットも大きいということで採用いただけたところからです。その後このパイプが全国の工場へ展開されることとなり、現在もリピートで注文いただいている歴史ある製品です。
私は先輩からこちらのお客様を引き継いで担当しているのですが、先日「現行のパイプに更に強度が欲しい」とのご要望をいただきました。設備の他の箇所を邪魔しないことなど制約もありましたが、パイプの材質変更を提案し、お客様に納得いただけるものが提供できました。大型の注文になるので数字の面で達成感があったことはもちろんですが、お客様のニーズに沿ったものが提案出来て、お役に立てたことも嬉しかったです。また、この十年以上の歴史あるお取引に私が新しい１ページを書き加えられたようで、その点でも感慨深くとても印象に残っています。

日頃お世話になっている先輩や上司のような頼れる人材になることです。入社当初はわからないことだらけで、何かあればすぐ先輩や上司に相談していました。その度に、私がどうしたいかを聞いた上で、それを実現させるためには社内や仕入れ先とどのように打合せをして進めればいいか等、親身になってアドバイスをくれました。私はまだまだ経験が浅く出来ることも限られていますが、先輩たちのように社内外ともに信頼される営業になりたいです。

自社製品をPRできるメーカー営業に興味があり、エントリーしました。説明会に参加し、メーカー営業と商社営業の2つの業務に携われることにさらに魅力を感じたことと、面接を進めていく中で採用担当者の対応が親切で、入社後の会社の雰囲気を想像出来たことも入社の決め手です。また取り扱っている製品が自動車、建築設備、医療機器、飲食など多種多様な分野で活用されているという関係業界の幅広さも、入社を決断する後押しとなりました。