当社では、造管機などの生産設備、それに金型やロール類は、ほとんど自社で設計・製作しております。そのため、機械工場には、最新鋭の工作機械や金型製作設備などを設置しており、業績躍進の大きな原動力になっております。
溶接管メーカーの共通の悩みは、加工度が低いため、付加価値の少ないことです。この問題を解決するため、当社では、帯鋼の冷間圧延、熱処理、スリット(裁断)などの材料加工作業を社内で実施し、成果をあげております。
ステンレス管の二次加工は技術的に難しく(特にクラッド管)、一般の加工業者には敬遠されがちです。そこで当社では、積極的に二次加工技術を研究し、自動車部品、建材、金物、家具などの分野での新需要の開拓と付加価値率の向上に努めております。
当社(子会社を含む)の工場建屋は、大部分2階建てまたは3階建ての立体工場となっております。そして、上層階にもトラックが出入りできるよう、ランプウェイを取りつけてあります。
小まわりが利かないことが大企業の一般的な弱点です。そこで当社では、中堅企業の身軽さをフルに活用してキメの細かいサービス体制をとり、納期、品質、技術サービス、アフターサービスなどの面で、お客さまに満足していただくよう、厳しく指導しております。